●毎日食べるお米でダイエット●
ファッションに流行があるように、ダイエット方法にもいろいろありますね。でも、基本は体を動かすこと(運動)です。しかし、いくら体を動かしても、食生活が「太る食事」では、せっかくの努力が無駄になってしまいます。やはりダイエットは、食事と運動の両輪がうまくかみ合ってこそ、効果を発揮するものですね。それでは、運動を効果的にしてくれる食事は?もちろんそれは、ご飯を中心にした和食のことです。
●肥満の原因−インシュリン
インシュリンとは、体脂肪の蓄積を促す作用を持つ、膵臓から分泌されるホルモンのことです。食事からとる脂肪は、インシュリンの分泌が多いとエネルギーとして分解されず、脂肪組織に取り込まれて肥満の原因になります。つまり、インシュリンの働きが活発だと、肥満の道を驀進していくということです。
●インシュリン分泌刺激の弱いご飯
インシュリンの分泌が活発になるかどうかは、食べ物によって異なり、分泌を促す物の代表が砂糖で、デンプンなどの炭水化物がそれに続きます。炭水化物は、人間が活動するのに必要なエネルギー源のため、とらないわけにはいきません。同じ炭水化物でもインシュリンの分泌を促さないものがご飯です。ご飯よりパン、パンよりジャガイモの順でインシュリンが分泌されます。ご飯は、粒食のため消化に時間がかかるため、パンなどに比べて太りにくいといえるのです。
●腹持ちが良いのもダイエットに最適
同じカロリーの食事をとったとして、すぐにお腹が減ってしまうのではダメですね。その点でもご飯は、消化吸収に時間がかかるため、パンや麺類などと比較してダイエットに最適な食べ物です。
●正しくやせるご飯の食べ方
朝はしっかり食べ、昼はひかえめにしてつなぎ、夜はグルメする、が基本。
脳や体が目覚める朝は、脂肪分やたんぱく質、炭水化物をしっかり食べます。昼は、血糖値が低下するのを防ぐ程度に軽く。そして夕食は、低脂肪、高たんぱく質を心がけましょう。
基礎代謝を高め、太りにくい体を作る運動と、太りにくい食生活を生むご飯を毎日の生活の取り入れれば、ダイエットの効果はぐんとアップすることでしょう。
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